トップページ 塩の情報室 目次
 
塩の種類と特徴 塩の種類と特徴
製法と原料による塩の分類

「あらしお」の話
(2010記載)


「フレーク塩」の話
(2010記載)


「焼塩」の話
(2010記載)


「藻塩」の話

「自然塩」の話
(2010記載)


「ミネラル塩」の話
(2010記載)


「化学塩」の話
(2010記載)


市販の塩の種類

「あらしお」の話(旧原稿)

自然塩の話(旧原稿)

岩塩の話

天日塩の話

生活用塩とは

深層海水塩

塩の添加物
製法と原料による塩の分類
 製法、原料別に見ると次のように分類されます。製品への影響が大きい順に分類しました。製法の影響が最も大きく、原料の影響は小さくなります。生産量は統計値が公表されていないのでわかりませんが、食用に使われている数量を私が勝手に推定した数値として見てください。単位は千トン/年です。
 製法の煮詰とは煎ごう塩のことです。立釜(真空式、Vertical pan)は高さ20m位ある釜で完全に混合しながら炊く釜です。混合が完全なのでサイコロ型の結晶ができます。立釜の海水原料の塩は局方塩級の高純度から苦汁の多い塩まで作られています。平釜(Flat pan)は高さ1m位の平鍋型の釜で炊きます。混合が不完全で結晶が小さな凝集晶、特に蒸気で静かに炊いた塩はフレーク塩(あらじお)になります。
製法 装置 原料
(生産)
商品名の例 一口メモ
煮詰め 立釜 海水
(1000)
(国産)食塩、並塩、白塩、瀬戸のほんじお 標準的食用塩サラサラで使いやすい。
天日塩
(70)
精製塩、食卓塩、クッキングソルト
岩塩
(1)
(輸入)モートンソルト、アルペンザルツ
平釜 海水
(5)
(国産)能登の浜塩、小笠原の塩、備讃の塩 溶け易い、柔らかい
くっつきやすい
天日塩
(80)
(国産)伯方の塩、シママース、あらじお
天日蒸発 塩田 海水
(300)
(輸入)原塩、粉砕塩、ゲランドの塩 やや溶けにくい、硬い、泥、細菌が入りやすい。
岩塩採掘 採掘 岩塩
(1)
(輸入)サーディロッチャ、アンデスの塩 非常に溶けにくい、硬い、鉱物が混ざる
全蒸発 スプレー
乾燥
海水
(1)
(国産)雪塩、ぬちマース ミネラル分が多い
back next
up