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塩の歴史・伝承 塩の歴史・伝承
塩のことわざ・慣用句

製塩方法の歴史的な変化

塩の近代史メモ

昔の塩と今の塩

塩のことわざ・慣用句

代表的ことわざ、慣用句・特異な用語の一口解説をします。

・手塩にかける:人任せにせずはじめから自分で行う。細やかな愛情で育てる。

・ナメクジに塩:苦手のものの前で萎縮して縮みあがる様。

・米塩の資:米と塩があれば生きていける。米と塩が生きていく上で最も大切なもの。

・味噌に入れた塩:他人のために尽くせば必ず元に戻る、損はしない。

・塩を踏む:苦労して一人前になる

・塩なめてこい:苦労して一人前になれ

・傷口に塩:痛いところにさらに痛みを与える

・青菜に塩:元気がなくなる様

・潮時を見る:潮の干満から船出の時を見計らうようにことなすに丁度良い時を見定める

料理に使う塩のことば

振り塩(当て塩):塩を散布する、塩焼き、水をとる、塩蔵、

・立て塩:食塩水につける、塩締め、味付け、防腐、一塩もの、干物

・塩もみ:野菜に1%程度の振り塩をして絞り水気を取る、

・板ずり:キュウリ,蕗などに塩を振ってマナ板でする

・化粧塩、ひれ塩:鰭に塩をすり込んで焼く

・べた塩(強塩):うす塩:真っ白になるくらい塩を使って塩に漬ける。締め鯖

・紙塩:湿った紙の上から塩をする

・塩抜き(塩出し):塩物を薄い食塩水につけて塩をとかし出す

・敷き塩:サザエの下などに敷く飾り塩

・塩締め:魚にあらかじめ塩をして水分を出し身を締める

・塩漬け:野菜、肉、魚などに塩をして発酵、調味、保存をする

・塩なれ:発酵が進んで塩辛さが強く感じなくなる現象

・塩むき:アサリなどをむき身にすること

・塩目:塩加減、(潮目とは違う)

・塩焼け:塩焼けは魚の干物で塩が多すぎるときの変色

・塩茹で:野菜の青味を残す、里芋のぬめりを取る、マカロニのべとつきを防ぐ、など

・塩蒸し:白身魚など昆布とともに蒸す料理

・塩引き:魚の塩漬けまたはその塩漬け鮭、マス

・尺塩:振り塩を均一にするため30cmくらい上から振る

・塩角:塩辛みがストレートに感ずること、塩角が強い

・塩押し:塩漬けに重しをして水をあげる、

・塩打ち:大豆やエンドウを塩水につけて煎ったもの

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