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水道水で臭素が問題になったと聞いていますが何が問題なのですか。
水道水中の臭素問題の内容

 電気分解して晒し液を作り水道の滅菌に使う塩に臭素が多いと有害な臭素酸ができるから悪いという話がありますが、臭素酸は電気分解しないとできないものです。食べる塩は電気分解して使うことはないから安心です。

 水道水の塩素滅菌では、塩を電気分解し次亜塩素酸(晒し液)を作って滅菌しますが、臭素も塩素と同じように電気分解して次亜臭素酸ができ、その一部が空気酸化されて臭素酸になります。臭素酸はアメリカで発ガン性の懸念があることが報告され(1998)、臭素酸をなるたけ少なくしようという動きがあって、岩塩原料ベースで考えたときの臭素酸発生量から、水道水の臭素酸上限値が0.01ppmに決められました(水道法水質基準に関する省令、平成15年)。水道水の水源水質によって塩素添加量も変わるし、そのため各水道局によって塩の臭素量の上限値は変わります。また水道水中の臭素酸上限値0.01ppmの決め方にも多くの疑問が残されたままの決定です。海水原料の塩の場合には岩塩に比べて臭素の量は増加します。日本には岩塩もありませんからすべて輸入品に依存しなくてはならないような上限値設定は問題を残すことになるでしょう。
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